今回は、こんな疑問にお答えします。
結論から言えば、あぶちゃんとはよだれかけのことです。
実は、私の義母も「あぶちゃん、かわいいね~!」とよだれかけのことをあぶちゃんと呼んでいます。
- 本記事の内容
- よだれかけの呼び方をいくつか紹介
- よだれかけの呼び方の由来を紹介
- あぶちゃんを使う地域はどこ?
目次
あぶちゃん以外によだれかけの呼び方はいくつかある

最近は、育児グッズの呼び名がおしゃれになっていますよね。
よだれかけは「スタイ」と呼ばれることが多く感じます。
では、一般的な呼び方からレアな呼び方までご紹介します。
ネットや赤ちゃん用品店などで使われるよだれかけの一般的な呼び方

- よだれかけ
- ビブ
- スタイ
一般的に上記3つで呼ばれることが多く、日本全国どこで使っても通じる呼び方です。
スタイは比較的新しい言葉なので、今の祖父母世代は知らない方も多くいます。
というか赤ちゃんグッズになじみがない人だと、よだれかけ以外通じないと思います。
方言?一部の人にしか通じないよだれかけの呼び方

- あぶちゃん
- びろかけ
- おかけ
- あてんこ
- まいまい
たくさんありますね。
これらの言葉はすべてよだれかけの意味ですが、知っている人にしか通じません。
あぶちゃんをはじめ、よだれかけの呼び方の由来

- ビブ=よだれかけの意味を持つ英単語(bib)
- びろかけ=青森の方言
- おかけ=群馬の方言
- あてんこ=新潟の方言
- まいまい=栃木の方言?
簡単に説明できるものは上記枠内で説明しました。
スタイとあぶちゃんについては少し詳しく説明しますね。
スタイと呼ばれる由来

実は、スタイはもともと商品名です。
1992年に発売されたベビービョルンのプラスチック製エプロン「スタイ」が大ヒットしたことにより、よだれかけの総称として定着したことが始まり。
英語ではないので、海外でスタイといっても通じませんよ~。
あぶちゃんと呼ばれる由来

あぶちゃんは明治時代の油屋さんがつけていた前掛けに似ているところから「あぶらやさん」→「あぶちゃん」に変化していったようです。
明治時代からとは、なかなか歴史のある言葉でした。
よだれかけをあぶちゃんと呼ぶ地域は?

主に、関東地方で使う方が多いようです。
他にも、静岡や新潟でも使うという意見を見かけました。
方言にしては広い範囲で使われている印象です。
【まとめ】あぶちゃんはよだれかけのこと

意外にもよだれかけを指す言葉は多く存在していました。
(ここには載せていないけどほかにもあった)
あぶちゃんはよだれかけのことであり、油屋さんの前掛けに由来していました。
また面白いマメ知識を見つけたら共有いたします!